(2014.07.26) 久しぶりに映画を見た
今池のシネマテークへ行ってまいりました
この辺の１９９８年頃通い詰めておりましたｗ
てことで、見てまいりました石川文洋を旅する
ドキュメンタリー大好きなんです
戦争体験を綴ったものもよく見ます
日本のものなら、日本鬼子（リーベンクイズ）元皇軍兵士の告白が本気でおすすめなんですが、それはさておき
作中で何度も石川さんが繰り返してみえましたが、今回は「侵す側」からの取材でした
中盤を過ぎてようやく紹介される「戦場の実際を写しとろうとしたら、結局、強姦や略奪しかない」写真も、きちんとあります
人間の残虐さを描く写真が淡々と紹介され、有名なものも、何枚か紹介されてます
従軍への特別な意思はなく、死が隣り合わせなことも遅れて自覚した自分を省みたり、体験したからこそ残さなければならない歴史として、彼は自分の体験を語り続けていている
対馬丸で生き残ったおばあちゃんも、沖縄の自決で生き残ったおばあちゃんも、知っているから語るのだと言っていた
そして、こういったものは嫌悪する人も多いかもしれないけれど、だからこそもっと公開するべきだと言っている
凄惨だから、悲惨だから、だからこそ、公開してこういうものなんだという事実を明かしていく必要があるんじゃないかと
この映画を見ていて、広島の原爆資料館の模型撤去の騒ぎを思い出しました
久しぶりに刻まれた人とか（割と有名だと思う）、片足と片腕のない赤ん坊とか、見ました
そういえば焦げた肉塊になった人が山積みになってる広島の写真集を見たのは小学生の中学年の時だったな…
いい先生だった、榎本先生
元気ですかね
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