洗濯機顛末記
祖母は洗濯がしたい。
夕飯も作れなくなり片付けもさせてもらえず、掃除は時間を読まずにやるのでたまに邪魔扱いされ、自分にできることは洗濯だけだと考え始めた節がある。
そして「かつてと同じ数字で洗濯機を回したい」
というのが今回のことのおこり。
全自動、ボタン一つのハズなのに毎回設定を変えてばかりいた洗濯機が寿命を迎え、いくらか機能を減らしたものに変わって半月。
先週末に「すすぎ２回は標準設定では無理だ」と伝えたけれどもそんなことは聞くはずがなく。
今週末もまた「すすぎ２回」のために、全部の設定をいじりたおしていたので、辛抱できずに購入先の電気屋へ電話。
最悪、別の商品との交換でも構わないくらいの気持ちで電話をして丸一日。
「洗剤セレクトの設定を液体から粉末にしていただければ、すすぎは２回になります」
餅は餅屋。
さすがであります。
自分はそこまで見つけられなかった。
「粉末設定で一度洗濯をしていだければ、そのまま固定されるはずです。」
という言葉を信じて、冬の間着続けていた上着と作務衣を洗濯。
わたぬきと言われようと冷えるものは冷えるんじゃいと、ずっと着てましたがやっとスッキリした。
そんなわけで無事、すすぎ２回に切り替わりました。
今日のぼくの寝間着は、突然切り裂かれて使えなくなり、いつかブックカバーに仕立て直そうと、タンスで眠っていたお気に入りだったジーパンです。
どっとはらい。
[日記,つれづれ]