(2014.12.21) Flowers クリアしました
冬コミ原稿終わったら、終わらせるぜ第一弾
Flowers マユリルートを貫徹でクリアさせていただきましたーｗ
以下、どこまでもネタバレを含みますので
未プレイネタバレノーサンキューな人はご遠慮下さい
いや、すでにイノグレさんの公式が盛大にネタバレしてる気もせんではないですが(笑)
確かに夏編には必要な説明かもしれんけど、それ、春編の最大のクライマックスなんじゃということがさらっとネタバレしてますよね、あらすじで…
それはさておき
もう、始めた瞬間から、マユリのノンケくささと立花のガチっぽさがダメでした…いや、両方いい子だったんだけど
立花とか、中学女子のこう、やらかしたをうまく描いてくれたと思うのだけれど
俺、百合は無理だ！
と思いました
続きが出たら是非プレイしたいとは思いますが、面白かったんですが、面白いとは思ってやってたんですが
思ってるんだよ、ちゃんと！
特にマユリは「隠しているガチ」勢に見えなくてですね
「えー？ そうなん？？ それっぽくないやんかー」ってなりました
家庭になにかご事情はあるんやろな、って思ったんだけどねー
んーむ…これが百合市場なのかそうなのか、へーというのが正直な感想でした
中学生だとあんなもんかなぁというよりも、中学生だともっと深刻だと思っちゃうんだよなぁ
あれは世渡りのそこそこうまい振りをしているというよりも、普通に世渡りできてるボーイッシュ系女の子でしたよ
むしろ
あんな中学１年生は い や だ
母子家庭とか片親とか、子どもが悟るとは言いますが
それでも、この、中途半端感がなんとも否めず
面白かったんですが（大事なので何度でも言う
キャラはとても立っていたし、一話ごとのエピソードはとても良かったと思うんですが
思うんですが
中学１年生である必要がわからぬ
思春期の、友愛と恋愛が混同されやすい年頃の危うさみたいなものを描くための年齢設定なのかな？ と勘ぐるにはちょっと内容がガチ過ぎました
マユリの悩みが、自分が同性愛者であることを認めた上での悩みだったのが違和感なんです
あそこで「自分は同性を好きになってしまったことがある」という過去を引きずっている感じだったら消化してたんです
けれども彼女は、自分は同性愛者だと確定してしまっている
この違和感は、これを自分の中で確定する悩みを抱えたことがなければ感じないと思うんですが、マユリはそれを越えた人ではなかったのです、俺の中では
それが惜しい、とても惜しい
設定にキャラがついてきてなかった気がしてしまってとてももったいなく感じてしまった
マユリがいい子だっただけに！！！
エピソードを生かしきれてない気がしてしまった
これは書き手だから感じたのかなぁ
プレイオンリーの方はどう感じたのかなぁ
すごく気になります
１４歳の小娘とマユリに言われるまで、中学生と言い聞かせてないと忘れちゃうような年齢設定ならなくてもいい
お前ら渋すぎる
確かに高校時代、恐ろしいほどの読書量を誇っていた友人がおりまして
蘇芳さんのような博識聡明な友人はおりましたけども
それにしても！！！
渋すぎるだろ、お前ら！
同じ中学の同じクラスに同じカテゴリのキャラを集めすぎているよーな気もしました
個人的には読書傾向と一部の映画の傾向が一致してニヤリとするエピソードもありましたけども
中学生に語らせるにはマニアックすぎたんじゃないかなぁと、マニアだった中学時代を送ったくせにちょっと思ってしまったりしてしまいました
好きなキャラもいる、エピソードはそれなりに楽しめる
でも、百合というジャンルが内包する「ファンタジー性」がどうにも肌に合わない違和感は最後まで残りました
蘇芳さん可愛かったし
あの終わり方は、あぁなるほど、とも思ったし
立花のエピソードを挟んだおかげで、マユリの葛藤が蘇芳さんに昇華されていくのも上手にまとめられてると思ったんですが
マユリが、良いのにあかんかった…なんか、最後までジレンマやった…
ＰＳＰ版も出ているそうなので、ガチ勢の方と百合勢の方と描き手勢の方の感想が是非聞きたい作品でありました
夏編の主人公はえりか嬢だそうですので！！！
あと、同室になるらしい千鳥さんが切れ者の予感なので！！！
それはそれで大変楽しみにしております、夏編！
楽しみですね！えりか嬢！！ あやねるサイコーウ！ｗ
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