(2011.07.20) 夏なので
怪談じみた話を
去年の今ごろだったかな
相方ンところへ遊びに行ったんです
いつものホテルの、いつものクラスの部屋が空いていなかったので、１クラス落とした、お安い部屋に泊まりました
チェックインして部屋に入り、しばらくすると、雨漏りのようなトントントントンという音が聞こえ始めました
窓に近い、ちょうどエアコンの上あたり
上の階で水漏れでもあったかな？と思い、フロントに電話を入れました
上の階を確認したけれども、そういったことはなかった、と電話があり、一度部屋を見に来て下さるということになりました
そして、ホテルのドアがノックされた瞬間
相方とオイラ、思い付いたことがあって、ほとんど同時に顔を見合わせました
相方に促されて、ドアを開けると、ピタリと音は止みました
どうやら相方も同じことを思っていたようで、お互い苦笑い
スタッフの方にはお礼と、一応音がやんだことを伝えて、ドアを閉めました
その途端、トントントントン…
このままじゃ、うるさくてよー寝んぞということで、相方とあーでもこーでもと理由を話し合い「部屋から出たいんじゃないか」という結論に
窓を開けている間は音はしなくなったんですが、窓を閉めると再び音が
「じゃあ気が済むまで行ってこいよ」
と開け放すこと１０数分
窓を閉めても、音はしなくなりました
が、実は夜中に目が覚めたら、ベッドの向こうの浴室から、やっぱり壁を叩く音が聞こえてた、ていう
あれ一回きりですが、まあ、時々そんなこともあるよ、みたいなお話ですわ
ちょうど台風で雨漏りしてて、水滴の落ちる音を聞いてたら思い出したよ
そしてこんな話の最後だけれど、お誕生日おめでとう＜心当たり
今日から始まるあたらしい歳があなたにとって実り多き一年でありますように
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