(2011.05.17) 真実を公開せよ
昔、そういう内容で電力会社相手どって裁判を起したもと社員さんとお話をする機会がありました。
もう、その方は定年退職をされているのですが、会社の公開データの改竄を徹底的に叩いて、「今後、必ず真実を公開する」と約束させたそうです。
残念ながら、東北電力ではありませんでした。
メルトダウンが公開されなかったのは、パニックを抑えるためとか後から誰かが言うんでしょうか。
人の命に関わろうとも、報道規制しちゃうのは昔からよく見かけますし。
のーもあひろしまのーもあながさきと言いながら、地元で教育を受けていないすべての人たちが、知識や警戒心を持っているわけはないのはよくある話。
日本に影ながら持ち込まれている核兵器より、日本が抱える中途半端に管理された原子力発電所の方が、日本を滅ぼすには十分な力を備えていると、どれくらいの人が習っているというのやら。
武豊の隣接市町は作家の新美南吉と縁があるために小学校の授業で徹底的にやりますが、うちの町ではごんぎつねを教科書どおりにやるだけだったりする、そういう次元とそう変わらない気がします。
東海村の事件のときも、放射性物質をバケツで運んでたとかレベルのところから起きた事故じゃありませんでしたっけか。
たとえば名古屋に原子力発電所があったとして。
今回のような非難区域設定がされた場合、尾張地区なんかは全滅しちゃうわけですよ。
だから広い県に設置してるじゃん、とかそういう話ではないでしょう。
どんな県だって、そこには人が住んでいて、生活があるんだから。
今回については東京の電力まかなうために、東北に建てた発電所。
しかも金にものを言わせて、誘致させるに追い込むような格好で。
よくある手段ですよね、逆にそれがよくあることも問題で。
目の前の利益と言うのは易い。それを言うのは必ず決断したのとは別の人。
非難するのはもういいから、真実を求めてそれを公開するという本懐に、報道すべてが戻ってはくれまいか。
権力も、金も、そんなものは目先の欲であって正義でもなんでもないんだから。
もう、金くらいしか残ってないよな、日当４万２千円とか、そんなことも思いつつ。
ここんとこの炉心熔融の話題を忘れないために、メモ的に残しておく（長ぇな
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